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「頑張らんでええから結果出してや」と言われた話

2026.08.22

YARDの古谷篤典(ふるたにあつのり)です。

夏の甲子園。

高校生が150k mを当たり前に投げ、

高校一年生がメジャーリーガーの様なホームランを打つ時代ですね。

元高校球児としては、黒電話からiphoneに変わった進化以上のものを感じてしまいます。笑

 

さて、

先日、大学生と話をする機会がありました。

仕事というものにどんなイメージを持っているのか。

働くということをどう考えているのか。

 

そんな話を色々と聞かせてもらいました。

よく「今の若い子は…」みたいな話を聞くことがあります。

でも、実際に色々な人と話していると

やっぱり年齢じゃないんですよね。

仕事に対してものすごく前向きな学生もいるし

できれば仕事以外の時間を大切にしたいという人もいる。

これは今の若い人に限った話でもなく

自分が若い頃だって色々な人がいたはずです。

結局、世代というより個人なんだろうな。

そんなことを思いながら話を聞いていました。

社会人になりたての頃に言われた言葉。

そんな話をしていて

ふと、自分が社会人になりたての頃のことを思い出しました。

当時のある人から言われて

なぜか今でもずっと覚えている言葉があります。

「君は自分の給料がいくらが適正だと思っているんだ?」

「その理由は?」

「会社にいくら貢献して、いくら利益を残したんだ?」

なかなかですね。笑

もう一つ。

「頑張らんでええから結果出してや」

これもなかなかです。笑

今の時代に

この言葉をそのまま誰かに伝えたら

おそらく色々と問題になると思います。

当時の自分が

「なんやねんその言い方」※関西出身です。

と思ったのか

「確かにな…」

と思ったのか。

不思議なくらい

その時の感情は全く覚えていません。

でも、この二つの言葉だけは

社会人になって長い時間が経った今でもしっかり覚えています。

ということは

良くも悪くも

自分の中に何かが残ったということなんでしょうね。

頑張ることと、仕事をすること。

もちろん

今の自分が同じ言い方をすることはありません。

仕事はそんなに単純ではないので。

直接売上をつくる仕事もあれば

誰かを支える仕事もある。

今すぐには数字にならなくても

半年後、1年後に意味を持つ仕事もあります。

失敗したとしても

そこから得た経験が次に繋がることだってあります。

だから

結果だけを見て

仕事の良し悪しを決めればいいとは思っていません。

一方で

「頑張ったからそれで良い」という話でもないと思っています。

ここは

今も昔もあまり変わらないんじゃないかなぁと思います。

例えば

美容師さんが一生懸命髪を切ってくれたとしても

自分がお願いした髪型と全く違ったら困ります。

料理人が一生懸命作ってくれたとしても

料理が美味しくなければ

またそのお店に行くかは分かりません。

一生懸命やることは大事です。

でも、

仕事というのはその先にいる誰かに何かが届いて初めて価値になる。

そんな側面もあるんだと思います。

自分はいくらの価値を生み出しているのか。

経営者になった今でも

最初に書いた言葉を自分自身に問いかけることがあります。

自分は今

何を生み出しているのか。

自分が関わることで

何かが少しでも良くなっているのか。

誰かの役に立てているのか。

昔は「成果」と聞くと

売上や利益のような

分かりやすい数字をイメージしていました。

もちろん

それも大事です。

でも今は

価値というのは

もっと色々な形があると思っています。

誰かの背中を少し押せた。

一緒に考えることで前に進めた。

昨日より少し良いものをつくれた。

面倒だったことを少しだけシンプルにできた。

そういうものも全部

仕事の中で生まれる価値なんだと思います。

特に私たちのようなヨガやウェルネス業界の仕事を志す人にとっては、

仕事を数字だけで捉えるような考え方には、少し違和感があるかもしれません。

人に寄り添うことや、誰かの心や身体を少し良い方向に向けること。

そういったものを大切にしたくて、この仕事を選んでいる人も多いと思います。

だからこそ、ここで言いたい「結果」というのは、単純に数字のことだけではありません。

ただ「自分は頑張った」で終わるのではなく

その頑張りによって何が変わったんだろう。

誰かに何が届いたんだろう。

そこまで考えられると

仕事の見え方は少し変わる気がします。

「頑張らなくてもいいから、結果出してや」

今の自分ならさすがにこの言い方はしません。笑

でも

この言葉の奥にあったものは

社会人になったばかりの頃より今の方が少し分かる気がします。

時代が変われば

働き方も

仕事に求めるものも

価値観も変わります。

それは自然なことだと思います。

ただ

自分の仕事によって、何が少し良くなったのか。

そこを考えることは

平成でも令和でもこれから先も

あまり変わらないのかもしれません。

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