CEO BLOG
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20年前の経験が活きてます。

2024.02.12

YARDの古谷篤典(フルタニアツノリ)です。

先日、恵比寿スタジオのOPENに向けてのインストラクターオーディションが2回、無事に終了しました。

今回もどちらもキャンセル待ちが出るほどたくさんのお申し込みをいただきました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

 

恵比寿スタジオのオーディション。

ヨガ業界を含む、フィットネス業界ではインストラクターの方々とは業務委託契約を結ぶことが非常に多いです。

YARDでも社員スタッフとしてインストラクター業務に従事してもらっているスタッフもいれば

個人事業主としてフリーのインストラクターとして活動されている方々と業務委託契約を結び

YARD所属インストラクターとして活躍していただいている方も多数います。

 

先日のオーディションでも

ご参加いただいた方々の中で合格者の方とは業務委託契約を結ばせていただきYARDでレッスンを担当していただく事になります。

YARDのオーディションは

実技と面接を実施するのですが私は面接を担当。

皆さんとお話しする中でプロ意識の高い方が多く素晴らしいなと感心していました。

オーディションの帰り道にふと

私がフィットネス業界に入った約20年前

この業務委託契約の方々とのやり取りで頭を悩ませた経験を思い出しまして…

今日のブログはちょっとだけその昔話にお付き合いください。笑

 

請求書、私の代わりに作っておいて。

私がスポーツクラブの社員として働いていた時代の話です。

新入社員時代を含む、入社してから数年間は所属している店舗のスタジオ担当として働いていました。

スタジオ担当はその店舗のスタジオに関係するやり取りを一手に引き受ける役の人をいいます。

当時のスポーツクラブはエアロビクスのインストラクターさんが多数活躍されており、皆さんもれなく業務委託契約にてお仕事を依頼させていただいていました。

「エアロビクスレッスン、及びそれに付随する業務の一切を委託する」といった契約形態になっているのですが担当になってみると困った事が起きました。

なぜかスタジオ担当である新入社員の私に対しまるで自分の部下の様に指示してくる人が多かったのです。

 

「請求書、私の代わりに作っておいてくれる?」

「レッスンに参加してる人数を必ず数えて私に報告して」

「来週、私用で休むから代行探しておいてね」

もう、毎日次から次と色々な依頼が来るので忙しくて、忙しくて。

店舗のインストラクターは20名程、

スタジオ担当は私、一人…。

今思うと当時はまだLINEとかがなかったのが救いですね。笑

あったらノイローゼで倒れていたかもしれません。

 

でも一年ぐらい経った時に気づいたんです。

個人事業主って、自分で事業をしている人を言うんだよな…。

そう思った私は

父親が自営業だった事もあり相談してみました。

 

それはあなたの仕事の範囲ですよね。

「請求書は自分の仕事に対してその対価を相手方に請求するのに請求先の社員であるお前に請求書を書かせるのはどう考えてもおかしいな。」

「仕事を請け負っていて自分がその仕事を休むのに取引先に当たるお前に自分の代わりを探せってなんかおかしな話やな。」

父親にシンプルにその時の疑問をぶつけるとそう回答してくれました。

 

「なるほど….」とその時はなぜかものすごく賢くなった気がしたものです。笑

そこからは、ちゃんと業務委託契約のインストラクターさんと対峙できるようになりました。

 

「それはあなたの仕事の範囲ですよね」

古谷青年はそう言える様になりました。

もちろん言い方はめちゃくちゃ気をつけましたが、皆さんちゃんと理解してくださいました。

後から当時のインストラクターさんに聞いたところ、

「ガチガチにこれはルールだから自分でやってください!と突っぱねるだけでなく

必要な場合は柔軟に対応してくれたから信頼できた」という事だったらしいです。

急な体調不良の時とか自分ではどうにもならない事もありますもんね。

そういうイレギュラーな時は全力で代行を探すお手伝いをしました。

インストラクターさんあっての店舗だったのでお互いが気持ちよく働ける様にしていきました。

 

反対に

そういった部分を全く理解して下さらない方は、どんどん契約を終了させていきました。

だって…自分の仕事の責任範囲を人に押し付けているわけですからそれはもう仕方ないですよね。

 

そういった委託者の選定を1年間かけて行った結果、

その店舗のインストラクターの質は劇的に向上しました。

プロ意識のある方々だけが残ったからです。

 

プロ意識って大事。

この時の経験からYARDでは

「実技で良いレッスンをしていたからだけでなく人柄を見るために面接は必ず実施する」という方針にしています。

やっぱりプロ意識って大事です。

 

当時は辛かった経験も今になって生きてるなぁ…と感慨深いオーディションの帰り道でした。

20年前の昔話にお付き合いいただきありがとうございました!笑

 

また素敵なインストラクターさんにYARDの仲間になっていただける事、本当に楽しみです!

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