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オンラインヨガでいいじゃないか!?

FC(フランチャイズ)について

2022.02.28

コロナ禍で一気に普及したオンラインサービス。

フィットネス業界、ヨガ業界でもコロナ禍初期に急速に普及され今では当たり前の様に各社サービス提供する環境になりました。

「もう全部オンラインサービスに切り替わる。」

「これからはオンラインサービスだけが生き残る時代。」

と、その様な声が私の耳にもたくさん届きました。

YARDも、もちろん乗り遅れる事なく直ぐにオンラインサービスは開始し現在もサービス提供は続けています。

が….

サービスを提供し始めた初期の段階である一つの方針をたてました。

それは

「YARDのオンラインサービスはあくまで既存会員様で何らかの事情により店舗に足を運べない方々向けのサービスとして運用する!」

という事でした。

対象は既存の会員様。

コロナ初期の頃は対応策もわからず緊急事態宣言となり

各社、実店舗の営業を諦めざるを得ない状況であった為、売り上げが立たない焦りも重なり

「オンラインサービスを既存会員のみならず外部の新規顧客を獲得するツールとして…なんならこれまでの会費収入の代わりとなる収益の柱として育てましょう。」

という風潮が業界的にはかなり強かったのです。

実際

私自身も一瞬その様に考えた時期がありましたが、オンラインサービスについて色々と調べていく中で

「これって…YARDが勝てるフィールドじゃないな…」と感じたのです。

コロナ禍に入る以前より既にオンラインのフィットネスサービスに特化したIT企業等は存在していました。

大型の資金調達をし、人的リソースも多分に投入されていましたが、それでもコロナ禍以前は大きな認知はされていませんでした。

コロナ禍の中、オンラインサービスで外部の新規顧客まで取り込んで収益の柱と言える様な数値まで伸ばせるのはこの様な企業だと思い

私達が突貫工事でオンラインサービスに中途半端な投資をしたところで、時間も費用も無駄になると判断しました。

そして何より

これまでの信頼関係を薄めてしまう様な外部を向いたサービスの提供の仕方で

会員様とインストラクター、スタッフ、YARD自体とのコミュニケーションを途絶えさせることだけは避けたいと思っていました。

オンラインレッスン(実際の様子とは異なります。)

そこで先述した「既存会員様をターゲットにしたオンラインサービス」に集中する事にしました。

投資費用は必要最低限で、

IT素人スタッフ同士の知恵をあわせて作るサービスだけどもできる限りのクオリティで…

今はコロナで通えないけど、

以前は当たり前の様に通っていた見慣れた背景のスタジオの中で、

大好きだったインストラクターや

お気に入りのレッスンに参加したいと思ってくださっている既存会員様に向けて

しっかりとサービス提供していく事がYARDがやるべき事だと社内周知しました。

そして

店舗の営業を再開したら何かの事情がない限りこのオンラインサービスに参加してくださった方々が一番に戻ってきてくださるであろうと思っていましたし、

宣言明けは実際にそうなりました。

リアルが好きだし大切にしたい。

私達はもちろん、会員様も皆、リアルでのコミュニケーションやレッスンを望まれていたのです。

もちろんオンラインサービスは今後も必須になると思っていますし

YARDのオンラインサービスはまだまだ改善の余地と伸び代がたっぷりあると思っているので取り組まなければいけない項目であることは間違い無いです。

ただ、弊社HPのTOPにも記載のある私たちが大切にしていること2つ。

これはリアル環境だからこそ…のものだと思っています。

コロナ前後で時代が分けられるほど多くのものが変化しましたが

変わらない「求められる物」もあるという事をYARDを通して実感する日々です。

オンラインの利便性や良さは生かしつつも

やっぱり私達の業界では対面でのサービスにとてつもなく力があると信じています。

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