4月から加盟店様を募集するにあたって私の考えをいくつかこのブログを通して発信していきたいと思っています。

儲けが一番では儲からない業種

これからFC展開をするにあたって最も大事なポイントは

「私たちYARDの理念や方針に共感した加盟店様に加盟していただくこと」だと思っています。

「儲けること」を第一にYARDに加盟していただくとおそらく営業していく中で我々本部の発信にギャップを感じたり、最悪トラブルに発展することになると思っています。

もちろん加盟店の皆様には「運営の中で利益を出してもらう」事は大変重要な事ですし、そうなる様に運営サポートはして参ります。

ですが、この業態の場合「儲かる」を声高らかに謳って、それだけに興味のある同士を集める事はベストな方法では無いと思っています。

コロナ対応でいただいた嬉しいお声

YARDの様な会員制ビジネスというのはお客様との信頼のもとに成り立つものです。

時に店舗としては一時的に大きく利益を損なう判断だとしても長い目で見ると、回り回ってその判断が会員様の信頼を得ることに繋がり店舗の繁栄に繋がることが多々あります。

具体的な事例としてはコロナ時の対応です。

コロナが騒がれ始め、初めての緊急事態宣言が発令した時は我々の店舗も営業を停止しなくてはならず、初期段階では必要以上にフィットネスが悪者扱いされた背景も重なり会員様の退会や返金等が多発しました。

その際に「会員様が不利益を得ない方法で、できる限りご要望に応じた対応をする。」という事を社内で周知し実際にその様に各店舗で対応し続けました。

規約通りの対応でいけば、もっと別の対応方法がありました。

しかしながら「この状況で会員様が納得し信頼をおいていただける対応をする事」が先々のYARDへの信頼へと繋がると判断しました。

実際にその対応を徹底した事で

同業他社よりも緊急事態宣言明けの会員様の戻りは大変早く

「コロナ時の対応が迅速かつ的確で大変素晴らしかった。YARDの株が公開されたら是非、投資したい。」というお声を会員様からいただいたという嬉しいエピソードも現場から届きました。

また、インストラクターとして働いてくれているスタッフからも「YARDはインストラクターを守ろうとしてくれることが伝わってきた」という声をたくさんいただきました。

儲けだけを基準に判断していたら、きっとこれらのお声はいただけなかっただろうと思います。

これから加盟店としてYARDの発展に参画していただく皆様には

この時の様な対応について「私もその様な対応をするべきだと思う。」と心から賛同していただける方々が望ましいと思っています。

その中で利益をしっかりと出し

店舗を運営していくことで多くの人にとってメリットが生まれる環境を全力で作っていきたいと思っています。