お客様も暑さでバテ気味な方が多いと思いますので

先日、目にしたある記事でスターバックスが取り上げられていました。

「コーヒーの味よりも空間や接客がそのブランドの魅力を支えている」

という話が印象的で頷きながら読んでいました。

正直、今ってコンビニでも本当に美味しいコーヒーが飲める時代です。

もっというと、スタバのコーヒーよりもセブンのコーヒーの方が好きっていう人って結構いると思うんですよね。

（ちなみに私もどちらかというとセブンコーヒー派です….。）

それでも、なぜかスタバに行きたくなる。

それはやっぱり、商品以外の「体験」があるからなんだと思います。

お店に入った瞬間の心地よい香りや、

名前で呼んでもらえるちょっとした特別感、

待っている間のさりげない一言や笑顔、

そういった小さな演出が「ここってなんか良いなぁ」に繋がっているんですよね。

これって、スタバだけじゃ無いですよね。

自分がYARDの在り方として目指しているものも同じだなと思っています。

レッスンの内容がどれだけ良くて好印象でも、

スタジオに入った瞬間の印象や

受付でのちょっとしたやり取りで、

「居心地の良さ」や「また来たいと思えるかどうか」の多くが決まってしまうものです。

「良い指導＋良い接客」を言い続けているのはこういう考えがあるからです。

例えば

・入口で靴を脱ぎにくそうにしていたお客様に「こちらお使いください」と椅子をサッと出せる人

・初めてのクラス参加に不安がありそうなお客様に「しっかり見てますからできる事を安心して楽しんでくださいね！」と声をかけられる人

こういう“気づけるスタッフ”がいるスタジオって、やっぱり強いです！

もちろん

接客マニュアルでは

「こう言いましょう」といった基本的な部分は整えられますが

本当にお客様の心に届くのは、その場の空気を感じ取って動ける「タイミング」と「人間らしさ」の部分なんだと思います。

そして、これは「性格」とか「才能」ではなく、

「相手の立場で考えようとするクセづけ」があるかどうかだけだと思います。

いつも「自分がもしお客様だったらどう感じるか？」を少しだけ想像して動いてみる。

それだけでお客様の満足度は確実に上がります。

「すごいこと」はしなくて大丈夫。

むしろ「当たり前のこと」を丁寧にできる人が

結果的に「すごいスタッフ」になるんだと思います。

YARDは、商品（レッスン）ももちろん大切だけど、

そこにいる「スタッフ」がブランドをつくっている会社です。

素敵なスタッフ×（素晴らしいレッスン+素晴らしい接客）

この方程式が

今のこの差別化をしづらい時代の最強の差別化になります。

だからこそ、気づけるスタッフを増やしたい。

今日から今一度、意識して現場に立ってみてくださいね！

ここはあえて、しつこいくらいに伝えておきたいのですが

「親しき中にも礼儀あり」ってやっぱり大事です。

お客様との距離が近いYARDだからこそ

どこかで線を引いて、「仕事としての接客」を忘れないようにしないと

気づかないうちに「馴れ合い」や「雑さ」に変わってしまいます。

今月は、先月に続いて0円体験キャンペーンの真っ最中です。

普段よりもたくさんの新規体験の方々が来てくださると思います。

最近は、AIが進化しすぎていて「このままいくと私たちの仕事もなくなるんじゃ…」みたいな話もありますよね。

でもね、安心してください。

少なくとも今のところ、

“目の前のお客様に寄り添って、気持ちを汲み取って、言葉を選んで、笑顔を届ける”

という仕事は、人間にしかできません。

YARDが大切にしてきたのは、まさにここです。

指導力も

接客力も

システムも

広告も

どれも大事なんですが

結局、最後に選ばれる理由になるのは「人のあたたかさ」なんです。

AIには負けません。

現場でお客様の反応に目を向けること、

昨日よりも少しでも良いレッスンを届けようとすること、

その努力を怠ると、誰にも選ばれない存在になってしまいます。

だからこそ、

を持ってほしいなと思います。

【レアカードになろう！！】

最後に、こちらも以前の社長日記に記載したことのある「レアカード」の話をまた一つ。

・丁寧な接客ができる

・周囲に気を配れる

・誰かのフォローを率先してできる

・お願いされた仕事をちゃんと期日通りにこなす

あなたをレアカードに変えていきます。

だから今月も「自分がどんなカードでいたいか？」を意識しながら

スタジオで過ごしてみてください。

キラキラレアカードへの道のりは1日にしてならず。

暑さで心も身体もバテやすい季節ですが、

8月25日は総括ですね。